ストーリーセラー(ネタバレ有り)
ストーリーセラー
有川浩さん
「甘く切ない恋のお話」という言葉は、決まり文句のように使われていますが、この本を言い表すのに最も適する言葉だと思いました。
sideAとsideBの二部編成で、それぞれ逆の境遇のカップルが描かれています。
その合間やラストシーンを読んでいると、「私達の現実」「小説の中の現実」「小説の中の世界」の分かれ目がわからなくなりました(;´Д`)すごいな…
「初めて読んだときに泣いた本でも、二回目以降はラストが分かるから泣きはしない」
そんな本もありますよね…
この本は何回読んでも泣きます
どちらの話も悲しいラストです…。゚(゚´Д`゚)゚。
でも、胸のつっかかりがふっと消えるラストででもあります
悲しいけど幸せなラスト
と言ったほうがいいかもしれません
ぜひ読んでみてくださいm(_ _)m